愛媛県で転職しようと決めたら、まずはここから始めましょう

過去のコラムでは、転職をするかどうかを決めるために考えてほしいことをまとめてみました。

それを踏まえ、今回のコラムでは「転職しようと決めたら始めること」をお伝えします。

 

 

今までのコラムを見てくださった方には「何のために転職したいのか」「将来どうなりたいのか」をよく考えるべきだとお伝えしました。

この２つをよく考えて行わない転職は、転職先が決まらない時期が長くなるほど妥協や諦め、焦りが多くなり満足度の低い転職となってしまうからです。

 

漠然とした「将来どうなりたいのか」という問いかけに対して、しっかりと深堀する必要があります。

 

以前のコラム「転職したほうがいいのかなと悩んだら」で使った例ですが、35歳までには建築業界で起業したいという目的があったとします。そのためにはどうするか。建築業界で起業した後にどのような事業を展開していきたいのか、どの規模の事業にしたいのかによってキャリアステップが変わってきます。

個人事業主レベルで年収1000万〜2000万を目指すのか、社員50名で年商30億を目指すのか、によってビジネスモデルが変わるのでそれに伴って、必要なノウハウや経験、人脈などが変わってきます。

 

同じ業界で起業するといっても、事業展開によって必要なキャリアステップが変わってくることまで踏まえて将来を考えてほしいのです。

 

なぜ私がここまで「将来どうなりたいのか」を口酸っぱく、また耳にタコができそうなほどお伝えするのか。それは、安易な気持ちで転職をしてしまうと行き当たりばったりの転職を繰り返すことになってしまうことを知っているからです。

 

満足度の低い転職を繰り返した場合、仕事を長く続けられない人という見方をされる可能性を高めるばかりか、収入面や待遇面でも不満を抱える職場で働かざる得ないような状況を引き寄せてしまうケースを数多く見てきました。

 

転職のプロとしてきっぱり言います。安易な転職はお勧めしません。

 

「今が良ければいい」「将来のことなんて今は考えられないし」

「とにかく今の職場が嫌だからやめてしまいたい」

「キャリアアップしたい」

 

 

自分の将来を考え、人生設計をした中で、「今」がどんなタイミングなのか、何を得るべきなのかをしっかりと考えた上で転職がその方にとって最良の選択であるのであれば、全力でお手伝いします。

 

転職のご相談をいただいても、詳しく話を聞いていく中で、今は転職のタイミングではないと判断した場合その旨を正直にお伝えします。

本人には転職という選択肢しか見えなくても、違う視点から見ると別の可能性が見えてくるケースが多々あります。

そういった場合は転職のプロとしてではなく、キャリアコンサルタントとしてのお付き合いになることもあります。

目先の転職ではなく、自分の将来を明確にしたうえで必要な転職を一緒に考えていきましょう。

 

自分の将来を明確にする、現状の自分を理解することは、

なかなか一人では大変ですから、まずは転職のプロに相談してみてください。

 

そして、相談する際は、本当にあなたの人生を親身になって考えてくれるプロに相談しましょう。

中には、ただの職業紹介屋の様な業者もいます。

 

私は転職支援もしますが、職場づくりの支援や、自己成長の支援もしていますので、転職ありきではない相談をモットーにしています。

少しでも悩んだら、お気軽にご相談くださいね。